お砂糖の【幸】と【辛】は表裏一体

 

 

 

 

疲れた時にも自分へのご褒美の時にもついつい食べたくなる甘いもの。美味しいですよね♪私も大好きです。でも摂りすぎると太るだけでなくさまざまな病気を引き起こす怖さも兼ね備えているのをご存じですか？食べる時の「幸福感」と摂りすぎた時の「辛苦」は表裏一体です。「えっ？そんなことも砂糖と関係しているの？」と思うような私の息子の実体験と共にご紹介します。

 

 

 

お砂糖は一日にどれだけ摂取したらいいの？

 

 

 

 

甘いものが好きな人に多い病気に線維筋痛症、アトピー性皮膚炎、偏頭痛、関節リウマチ、咽頭神経痛などがあります。どれも痛みを伴う辛い病気です。
砂糖を摂りすぎると体に悪影響を及ぼすことについてWHO(世界保健機関)も、一日当たりの糖類（砂糖・はちみつ・シロップ・果汁など）は「全摂取カロリーの5%未満に減らし、一日25g(ティースプーン6杯分)までに控えること」と、砂糖の摂取量についてのガイドラインを発表しています。また、加工食品には砂糖が隠れているものも多く、例えばテーブルスプーン一杯分のケチャップは4g(ティースプーン1杯分)、炭酸飲料1缶では40g(同10杯分）にもなり、たった人缶で一日の摂取量を大幅に超えるのも驚きですね。

私たちは気づかないうちに砂糖依存症になっているかもしれません。甘いものを控えるだけで病気も予防・改善できるならこれはやるしかないですね！

 

 

 

まさか…⁈ お砂糖が原因でした

 

 

 

 

 

 

これは私の息子の話ですが、赤ちゃんの頃から皮膚が弱く、蚊に刺されたりすり傷だけでトビヒになりかけるくらい化膿したり、肘や首を少しかくと紅く腫れ汁が出るくらいでした。皮膚科によく通い薬が手放せない状態が何年も続き、周囲からも「大きくなれば体も強くなるから大丈夫！」と励まされ「そうだな。気長に付き合っていけばいい。」と気にはしつつ自分の気持ちを落ち着かすように納得していました。

そんな時出合った、鍼灸院の先生に「甘いものを止めれば治るよ。」と言われた一言が衝撃だったのと、今まで息子にとって”毒”になるものを与え続けていた自分に愕然としたのを覚えています。

何年も皮膚科に通って「薬は症状を改善するだけで根本的には完治しないな。」と感じていたので鍼灸院の先生のアドバイスを直ぐに実践しました。すると汁でブヨブヨにふやけた皮膚がたった一週間で綺麗になってきました！本当にびっくりしましたが、息子が好きなソフトキャンディー、グミ、アメ類を含むお菓子を止めただけで結果は一目瞭然でした！

鍼灸院の先生に感謝し、息子に「ごめんなさい」と謝って「これからお菓子は控えていこうね。また一緒に頑張ろうね！」と話し、今では（6歳）「これは体に悪いから食べたらあかんな。」と自分でコントロールして続けています。

砂糖が原因で息子のような症状が現れる人と現れない人がいますが、症状の現れ方が違うだけで何かしら体に不調が出るのだと、そして「母の無知は子を危険にさらす」と痛感しました。

 

 

 

最後に

 

 

 

 

今回はお砂糖の怖さについてお話ししましたが、摂りすぎなければ決して毒にはなりません。糖分を摂ることで疲れを癒し安眠効果（リラックス効果）が得られることや、脳を活性化したりなどメリットもあります。砂糖に限らずどんな食べ物も過剰摂取は避け「腹八分」を心がけ一番大切なのは、いつまでも美味しく食事がとれる健康な体を作ることなんだと思います。